早いものでこのコースは5回目を迎えましたが、これまで学んだチャクラとの関連性において感じたことを少し整理してみました。
種のように固く守られた第1チャクラのエネルギーが、第2チャクラで自分なりのダルマによりその方法性を定めると、第3チャクラの太陽のような強く温かい光のエネルギーにより、自分は宝石のように輝いた価値のある存在だと自覚し、その輝きを外へ向けて表現する自信や勇気、行動力を私達に与えてくれます。
そして、個性の確立や意識の自立が進み、自我(エゴ)が原動力となり、人生での経験を積み重ね、潜在意識に深く刻み込まれて信念となっていきます。
この自我意識の発達を人間関係の側面から見ると、国際的な直観医療の第一人者であるキャロライン・メイスは著書『7つのチャクラ』の中で、
第1チャクラでは、家族や生まれ育つ環境状態の安定が深く関係する
第2チャクラでは、周囲の人との繋がりを通して自分の選択の力を探求し始める
第3チャクラでは、意識の対象が周囲の人間との関わりから自分自身との関わりに移り、その目標は、自分に対する理解という面で成熟した人間になること、と述べています。
このようなことから、自己の内面に意識を向け、客観的に自分の感情や行動を見つめて、自我(エゴ)や信念の力で自分自身のアイデンティティを創り出し、次のステップでさらに自我意識を高めていくことが求められると感じました。
アナハタチャクラでさらに自己の内面を見つめていきたいと思います。
Hari Om Tat Sat (聖なるオームとその存在に栄光あれ)