「zentra」の由来、というか意味について。英語だとなんとなくしっくりと説明できるのだけれど日本語だと変な感じがするかも知れない。ひらがなだとぜんとら、結構「虎」っぽい気も。
「zentra」は前半のZENと後半のTRAに分かれていて、Zenは禅。Traはマントラとか、タントラのトラ。
禅
ヨガというのは仏教、ヒンドゥー教とかと深く深く通じるものがあって日本では禅宗として知られる禅の考え方とはとても深いところで繋がっている。日本のヨガの紹介のされ方だとどうしてもヨガは体操、ダイエットのカテゴリーのような気がしてしまうけれど、インドや西洋ではヨガは哲学としても広く理解されている。確かに、禅に関するものを読むと、刹那主義、「今ここにいるということ」の大事さなどが説かれていてまさにヨガでの教えと通じるなあと実感。
タントラ
これは私もまだまだ勉強不足の分野。タントラというのは仏教とかヒンドゥー教とか、密教とかの哲学、その中のほんの米粒くらいの部分にヨガの実践がある。教えとしてはいろいろな宗教では様々なことを禁止するのに対して、何も否定をしない考え方。今ここにある現実、それを受け入れること、認めることを大事にする考え方。最近世界中でタントラ、タントリックヨガなどと流行っているものもあるけれど、騒がれているのは性的な解釈の部分。否定をしない考え方という部分から性的な行為も認められている=奨励されているという解釈が進んだ現象。でも本当のタントラの考え方はあくまでも現実をいけいれること、否定しないことのほうにあるんだと思う。
Zentraは一言で言えば、うーん、一言ではいえないけど、今、ここの現実を受け入れて楽しむ、刹那主義、というようなものだけれどヨガや禅の考え方に導かれてそういうエッセンスをいろいろな人と共有したいという思いがこもっている。
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