ヨガではいろいろなポーズを練習します。ふと、何故いろいろなポーズをするのか考えてみましょう。
いろいろなポーズを出来るようなことで体の柔軟性がだんだん得られるようになります。でもヨガではそこからもう一歩、意識=マインドの部分にまで影響を与えてあげたいのです。
ヨガのポーズを通して自分の意識や考え方にまで柔軟性をつけることが目的です。
ポーズをするときに実は多くの場合自分の頭で、「これは分には出来ない!」って制限していることがあります。特にさかさまになるポーズなどはえ!無理!という意識によってブロックされてしまっていたりします。
ヨガではありえないような格好になった状態でさえ自分の意識を開放してあげる事、つまり「あ、快適だ。」と思える状況を自分の中に作っていくことが出来ます。頭と足がさかさまになっていても「あ、快適、心地いい~」と感じられるようになってみましょう。
するとだんだん日常生活でも自分の意識が変わってきたことが感じられるはずです。たとえば予期せぬハプニングに対してパニックにならずに受け入れたり対処できるようになったり、よくないことが自分に起こっても極度に落ち込まなくて済むようになったり、そんな自分改革が出来るようになってきます。
勿論今まで何十年も生きてきた自分の体と意識がヨガを始めた瞬間に変わるわけではありません。だんだんヨガをやっているうちにじわじわと変わるものです。
ここでも大切なことはあべこべにしないことだと思います。 自分の意識を変えたいのでヨガをやる!とか、こうなりたいのでヨガ!というのは逆に自分に対して制限やプレッシャーを与えてしまいます。そうではなくて気持ちがいいからなんとなく、ヨガをやっているうちにあ、なんかいい感じだわ。程度がいいのだと思います。 集中はするけど極度に気合を入れすぎないよう。力は抜いて・・・。
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