全6回のコースも終わりましたが、皆さんいかがでしたか?
何らかの気付きや変化はありましたでしょうか?
僕は、特筆するようなものはなかったですが、全体を通して言えることは、カパラバティやナディショーダンなどプラナヤマを実践した後は、何とも言えぬ爽快感が感じられました。
今回のチャクラアヌサンダナやシャブダ・サンチャランは、各チャクラに関するこれまでの知識を総動員した、まさに最終回に相応しいものでした。これを実践している時は、呼吸の他、身体の動き、イメージなどで、雑念が湧くどころではなく、ひたすら繰り返すという感じです。ただ、ケチャリ・ムードラでは時間が経つにつれ舌が離れてしまいましたが。
今後については、直ぐに新たな段階に進むのではなく、日常的なアサナやプラナヤマ、チャクラサダナを実践し、心身ともに健全な状態に保つことを続けるということですので、まずは、これまで時間を掛けて学んだ貴重な練習法を日々の生活の中で粘り強く繰り返してみましょう。
結びに、スワミ・サッチダーナンダの著書「インテグラル・ヨーガ」の一節を紹介します。
「瞑想中に集中しようとしても心はそれを離れてどこか別のところへ行こうとする。しかし決して諦めるな。そして決して「私は瞑想には向いていないのだ」などと思うな。それは多くの人が犯す最大の誤りである。「修練は、長い間休みなく、大いなる真剣をもって励まれるならば、堅固な基礎を持つものとなる」、それを続けていくこと自体が、集中と呼ばれるのである。」
Hari Om Tat Sat
光雄さん、スワミサッチダナンダ先生、さすが私たちの習性を見抜いておられてドキっです。いつも本当に的確なズバリなコメントありがとうごさいます!